がん告知から、延々とへっぽこ病院の話が長引いていましたが
なんとかかんとか、へっぽこ病院を辞去し
その足で、最初に調べたときにヒットしていた
もう1つの、乳腺専門の病院へと向かいました。
結果から言うと、今度は大当たりでした。
大当たりどころか、がんになってしまったのは悲しい現実ですが
こんなに素晴らしい医師に出会えたことは人生の財産だと
心から自分の幸運をありがたく思っています。
そして、今にいたる治療がスタートするのですが
その前に、夫の反応。
まさか!
そんなはずはない!
ほんとにそうなのか?
ほんとなんだな。
そうか、それなら仕方ない
治療がんばってくれ。
先にいかれたら、俺、ひとりぼっちになっちまう。
こんな感じで推移していきました。
そんなはずはない期が、若干長かったんですが
仕方ないですよね。
認めたくないのは本人よりも、むしろ家族なんじゃないかなと
逆の立場だったら…と、考えて思い至りました。
私と夫のあいだには、子どもがいません。
だから、私がいなくなることは、
彼が孤独な老人になることとイコールで結びついています。
かわいそうで、置いていけません。
なんとか、彼よりかは長生きしたいなあと、思います。