医師は、普通言いません。
大丈夫
この言葉を、言いません。
責任問題に発展しかねない
やばい一言でしょう。
でも、H先生は、ステージ4の乳がん患者の私におっしゃいました。
あなたがしっかりしなくちゃ。
治療したら大丈夫なんだから。
ええっ!!!
腰がぬけるとは、このこと?
というぐらい、驚きました。
その後、生存率の話になり
5年が70%、10年が50%とも伝えてくださいました。
ステージ4ですから、余命宣告を受けても不思議はないと思っていたので
まさか?ほんとに?と脳内がぐるぐるしましたが、
医師が、相当の覚悟がなければ言えないことを
言い切ってくださったのです。
がぜん、やる気が出てきました。
治療すれば大丈夫、なはずはないんです。
100%大丈夫なはずはない。
それは、わかっています。
でも、この「大丈夫」は、無責任な気休めでかけてくださった言葉じゃない。
この先生は、大丈夫にしてくださるおつもりなんだ!
ということが、伝わってきて涙が出そうなぐらい感激しました。
この先生に私はついていく!!
なんてもんじゃありません。
がんにかかったのは、私ですから。
私は長生きできるように努力したい。
先生のサポートを受けながら、長生きしてみせる!!
まずは、5年生存の7割の中に絶対に入ったるでぇ!と、決めた瞬間でした。
私の主治医、名医ですよね。
患者の「よくなりたい」を引き出す魔法使いみたいな先生です。
毎日ひとつずつ記事を更新するべく、
下書きしたものを推敲しながら、予約投稿で準備をしているのですが
この記事、たまたま元日公開ですね。
年明けにふさわしい記事で、ちょっと驚いています。
今年もよろしくお願いします。