がんが発覚した年は、夫が定年退職を迎えた年でもありました。
夫自身は、勤務先の再雇用に応じるつもりはなく
いったん辞めて、もっと気楽なバイトで
年金支給開始まで、日銭を稼いでしのごうと思っていたようです。
でも、結果的には、再雇用に応じてくれました。
何も言わないけど、きっと治療費のためだろうと
申し訳なく思いつつ、感謝しています。
この年金ですが、私は夫より4つ年下なので
夫の年金受給開始時、手続きをすると、加給年金というシステムにより
妻が年金受給開始となる65歳になるまで
最大で年間39万円の年金が給付されます。
きっちり5歳差でこの金額なので
4歳差の私は、もっと少ない金額になるでしょうけれど
もらえるものは、もらわねば!ですよね。
と、同時に!!本当に私自身の年金がもらえるようになるまで
絶対に死にたくない!!と
へんなところで、生への強い執着が芽生えました。
私は長いこと、自営業者だったため、
夫の扶養家族になるまでは、国民年金に加入していました。
この掛け金を納めるのが、ほんともう
筆舌に尽くせないほどたいへんだったんですよー(号泣)
国民健康保険がセットになっているので
そっちが高額だったといったほうが正確なんですけど
ほんっとに、のたうちまわるようにして働いて納めてきた年金です。
もらわずに死んでなるものか!!です。
こう思うようになった、というか
自分の年金のことに思いがいたったのが、つい最近なので
こう思うようになったのは、記事の時系列からそれる、つい最近の話です。