抗がん剤の治療が開始され、
免疫力が下がる副作用があることを知ってから
免疫力を上げることは意識していて
適度な運動や、規則正しい生活を心がけていました。
何かできることはないかなあと、思い始めたとき
こんな本を見つけました。
「漢方の暮らし365日」という本で、帯のコピーが
「漢方の知恵で免疫力を上げる」「令和の養生大全」ですから、
目を引かれ購入してみました。
本の中では、漢方薬にも使われる様々な食材が季節ごとに紹介されています。
厳密に本に書いてあるとおりの食生活に切り替えたわけではありませんが
季節ごとに、体に必要なものを知っておき、
なるべくその食材を使って食事を作るようにしています。
今の季節だと、黒いものが体を温めるのに効果的だそうです。
黒豆や、昆布など、いろいろな食材が紹介されてましたが
とりあえず、ご飯に黒ゴマを振って食べて
お味噌汁にワカメをぶち込む回数を増やしましたw
その程度のゆるい取り入れ方なんですが
何か「免疫力が上がるかもしれないこと」をしているというだけでも
精神衛生によさそうなので、ゆるゆると続けてみるつもりです。
漢方薬の効能は、ある程度信頼をしています。
更年期障害の始まりのころ、生理の数日前に蕁麻疹が出るという
謎の症状が出て困っていました。
当時は、仕事が忙しくて病院にも行けないほどでした。
たまたま目についた漢方薬局に入ってみたところ、
血のめぐりが悪いと診断され、薬を処方してくれました。
保険が効きませんでしたから、なんとお値段4万円!
高いな~とは、思いましたがこれで治ってくれれば…と
2か月服薬すると、きれいさっぱり謎の蕁麻疹は出なくなりました。
もともと、蕁麻疹というのは謎に包まれた病気で
病院に行ったところで、対症療法しかしてもらえないだろうと
思っていたから(違うかもですが)払えた値段だったように思います。
そんな経験があるので、今現在、抗がん剤の副作用「指先のしびれ」の緩和にと処方されている
「牛車腎気丸」も欠かさず服薬しています。
T病院のN先生によると
効き目のある漢方薬は苦く感じないそうです。
牛車腎気丸 は、苦くないから効いているのかな?
でも、謎の蕁麻疹が治った漢方薬は、めちゃくちゃ苦かったけどな…