鼻毛とまつげの話を切々と訴えてきましたが
正確にいうと、脱毛の副作用が強く出たのは
4回にわたったEC療法のときではありませんでした。
このときの大きな副作用としては
微熱がずーっと続いた期間があったことぐらいですが
それも、初回の数週間だけで
あとは、白血球がダダ減りしてるせいで、だるかったり、
白血球減少をおさえるジーラスタという注射の副作用で
体の節々が痛いとかも、最初の数週間は出ていましたが
鎮痛剤で改善できるので、そんなにつらくはありませんでした。
そして、脱毛は頭も含めて
あちこちの毛がまばらに残ってる状態となりました。
さほど気にしていたわけではないのですが
鏡を見ると、なんだかみじめなダチョウっぽいな…と思い
これなら、ちゃんとはげたほうがましか?と
三蔵法師にはならないんですね、とN先生に言ってみたら
次の抗がん剤のときは、ツルッツルになりますよ!
と、なぜか乞うご期待!的な予告を受けていましたw
その予告どおり、11月19日から始まった
2つ目の抗がん剤治療ドセタキセル療法によって
体中の毛が、みごとに一本もなくなったのでした。
そして、鼻毛とまつげの重要さに気づくわけです。
髪の毛の脱毛を、ほとんど気にせずにいられたのは
仕事で通勤する必要がなく
日用品の買い物程度しか外に出ない生活を送れていたからこそでしょう。
主婦でいられてよかった!と ここでも、夫に感謝したものでした。