タイトルは、副作用の吐き気をめぐる
主治医H先生のお言葉です。
たしかに、そのようですね。
抗がん剤治療って、入院して
吐き気と戦いながら、帽子かぶって過ごすもの
という、フィクションの世界のイメージが定着していますが
(帽子は、ほぼほぼセカチュウの「助けてくださいーっ!」w)
実際には、通院治療ですし
時間的にも、半日で終わりますので
抗がん剤打ったあと、仕事!という方も
世の中にはたくさんいらっしゃるでしょう。
しかし、たしかに吐き気はおさえられるけれど
あのだるさとか、微熱とか便秘とか
体の痛みとか、鼻毛まつげ問題とか
それらを抱えつつ仕事するのは
本当にたいへんなことだと思います。
がんになって初めてわかったことですが
がん治療は、体力と時間とお金
この3つがないと、継続が難しいですね。
私には、細々と在宅で続けていた仕事があったのですが
抗がん剤治療が始まって5か月がたったころ、
いい加減しんどいわ…と、辞めてしまいました。
抗がん剤の効果が出れば、確実に、
がん細胞は小さく、少なくなっていくけれど
副作用で体力や気力が、じわじわ削られていきますね。
気持ちと体を強くしていないと、治療がうけられない。
たいへんな病気になってしまったと、よく思います。