むかし、薬というのは病院でもらえるものだったはずですが
時代は変わり、調剤薬局で処方してもらうのが一般的になりました。
抗がん剤の点滴治療開始と、薬の最初の処方が同じ日でした。
そこには、強力な吐き気止めも含まれていて
おそらく、それだったのだろうと思われますが
家のそばの、小規模な調剤薬局へ処方箋を持っていったら
在庫がないので、と、全国チェーン展開をしている
駅の向こうにある調剤薬局を教えていただきました。
薬そのものは、そこで出していただけたのですが
中に、骨を強くするビタミンDの薬がありまして
そのせいか、薬を出しながら、薬剤師さんが
「骨折ですか~?」と
にこにこ聞いてきたので
「乳がんですが!」と訂正して、がっくり疲れました。
なんのために、お薬手帳を出しているんでしょうね。
そこには、その日投与してもらったばかりの
EC療法の薬剤名や、がんの骨転移の薬ランマークの名前
そしてもちろん、抗がん剤の副作用対策の強力な吐き気止めなどなども
しっかり、はっきり記されているというのに。
当然ですが、次から別の調剤薬局に変えました。
別件で、調剤薬局への不満。
これは、そのように決まっているのでしょうけれど
病院で、医師や病院の薬剤師さんからうかがった薬の説明や服用方法を
もう一度、調剤薬局で聞かなくていけないのは、
ほんと、めんどくさいし、うんざりします。
薬は、服薬方法を間違えれば、劇薬にもなりかねないので
何重ものチェックが必要なんだろうと、我慢していますけどね。