【乳がん】がんは、やさしい病気

タイトルは、楡周平さんの著書「終の盟約」にあった言葉です。

がんは、がんだと診断されたあと、すぐに意識がなくなったり

動けなくなったり、亡くなってしまったりする病気ではないため

(もちろん、がんができた部位や、かかった人にもよりますが)

唐突に帰らぬ人となる心臓や脳の病気

記憶や、判断力がなくなってしまう認知症などにくらべると

告知後、自分の身の回りの始末を自分でつける時間が与えられる、

という意味での「やさしい病気」という表現でした。

本を読んだときは、まだがん患者ではありませんでしたが

なるほどねえ、と納得したことを覚えています。

人がかかる病気は、山ほどあって、あらわれる症状や

悩まされる状況なども、千差万別ですが

病気になった人は、多かれ少なかれ

それ以前と、以後では世界の見え方が変わるのではないでしょうか。

そして、がんという病気の特性は、冒頭に書いたとおり

告知された前の日と、翌日で何かががらっと変わるということがないことです。

だから、年単位で治療を続けている人は

一週間、一か月、半年、一年…と、時間の経過とともに

世界の見え方が刻々と変わっていくことを実感する病気だとも思えます。

おりしも、コロナ禍の世の中になりました。

不謹慎だと承知の上で、あえて書きますが

免疫が下がっている身としては

皆がマスクをしてくれる世の中のほうが、

感染症にかかるリスクが下がってありがたくもあります。

こんなことは、健康だったら考えもしなかっただろうなと、思います。

がんがやさしい病気だという楡さんの考えには、こういうところからもうなずけます。

病気になった自分の人生について

考えたり、感じたりする時間がたっぷりある病気です。

その良し悪しは、人の状況によって分かれるのでしょうが

私にとっては、大きな病気をするのなら

この、やさしい病気でまだましだったかなと、思います。

といっても、がんになったことで

やさしくない病気にかからなくなったわけではありませんから

いつ、別の病気になるかなんて誰にもわかりませんし

それは、誰もが負ってるリスクなんですよね。

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カテゴリー: 乳がん

作成者: ギリギリchop

1964年生まれ 専業主婦です。 同居家族は4歳年上の夫。 多発性骨転移あり、ステージ4の乳がん治療中ですが、あつ森で楽しく遊ぶ毎日です。 あつ森の活動は、YouTube動画にもしています。 〈夢番地〉 メイン島=Bz島(とう) 4235-3076-8158  サブ島=あいのバクダン島(じま) 6602-5444-4994

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