ガラスの仮面の結末を知るまでは、死ぬに死ねないという記事を書いて、思い出したのですが
がんを告知されてすぐに考えたことの中に
「死ぬまでにあと何冊の本が読めるかな?」ということが、ありました。
当時、まだ「あつ森」をプレイしていなかったので
一日の大半を読書に費やす毎日でした。
年間で300冊以上は確実に読んでいても
まだまだおもしろい本が読みたい!と、貪欲な読書への欲求がありました。
今も、なくなったわけではありませんが
さすがに、読書三昧を続けているうちに、
世の中の「おもしろい本」を読みつくした感があります。
もちろん、まだ未読のおもしろい本はあるのでしょうけれど
あつ森で遊んでいる時間が長くなって、本をほとんど読まなくなっても
今のところ読書への渇望は起きていません。
しかし、「続編」は別です。
続編が出るのなら、絶対に読みたい!
図書館で借りて読む派だけど、発売されたら買って読む!
と思っているシリーズがあります。
浅田次郎先生の「蒼穹の昴」シリーズです。
詳しくは、下記リンクをご参照ください。
最新刊は第六部「兵諫」で、二・二六事件がテーマだったので
もうすぐ、第二次世界大戦が始まります。
この続きがあるのか、ないのか?
わかりませんが、中国の清王朝の終焉から始まった壮大なスケールの物語。
この世界に入り込む喜びは、まさに読書の醍醐味を実感できます。
できることなら、いつまでも永遠に続いてほしい。
続きが読みたいと、切望しています。
第五部「天子蒙塵」の後半で、新しい登場人物がどどっと増えたので
あるんじゃないかなあと、期待してるんですけど。
美内すずえ先生と同じく、浅田先生にもお元気でいただかないと困ります。
そして、私自身も物語の先が読めるように、
この毎日を続けていきたいと強く願います。