1年以上前に点滴投与されていた抗がん剤ドセタキセルには、
爪が変形したりはがれたり、変色したりという副作用がありました。
点滴中に末端を冷やすと、副作用の現れ方が小さくなるとのことで
看護師さんたちが、両手両足をアイシングしてくださいました。
爪を保護するために、マニキュアでガードするとよいことや
水仕事にはゴム手袋をすることなどもアドバイスしていただき
そのとおりに暮らしていたところ
副作用の症状は、それぞれ出たものの、さほどひどくはなく
日常生活に困るレベルにはなりませんでした。
でも、そのときにもろくなった爪は、今ももとに戻っていません。
すぐに、割れてしまうので少しでものびてきたら、切るようにしているのですが
そんなに先のほうでもないという微妙なところで割れ始めることがあり
そういうときは、絆創膏で保護するようにしています。
脱毛した髪やまつげも、量はもとに戻らず半減してしまいました。
姉が読んだ本の情報によると
もっと細胞を正常化すべき優先順位において
髪や爪は低い位置にいるとのことで
なるほど!と、うなずきました。
困るほどの症状ではありませんが、指先に絆創膏を巻くのは
細かい作業をするときに、イラっとしますね。
もともと不器用ですから、何をしても上手にできませんから
まあ、いいんですけど。
今服用している抗がん剤(TS1のジェネリック)の副作用である口内炎の症状が
一時、現れ始めていましたが
その後、まったく出てこないのでほっとしています。
痛いのにくらべれば、不便なことなどなんでもありません。