突如、社会問題となったコロナ。
当初は、こんなに長引くとは思いもよりませんでした。
でも、最初の緊急事態宣言発出から、もうすぐ丸2年になります。
コロナの自粛生活に慣れたころ、私の乳がんが発覚しました。
乳がんになっただけなら、思わなかったでしょうけれど
抗がん剤での治療が始まってからは
コロナ禍も、免疫が下がっている人にとっては
悪いことばかりでもないなと、思うようになりました。
病院そのものも、病院に行くために乗る電車もすいていて
行き交う人が全員マスクをしていますし
買い物に行けば、どこでも店頭に消毒液が設置してあって
ソーシャルディスタンスが守られているので
すぐそばで、大声を出されたりくしゃみをされたりして
ぎょっとすることもありません。
そんな生活は、感染症に注意が必要な身には、ありがたく感じられます。
ただし、コロナにかかってしまえば
免疫が下がっているために、重症化しやすく
そのため、ワクチン接種も優先枠に入れてもらえたのですから
喜んでばかりもいられませんが。
もともと、家にいるのが大好きで
ステイホームが日常だったので、自粛生活はまったく苦にならず
この2年近くを過ごしてきました。
コロナはもちろん、インフルエンザも、風邪も縁遠く過ごせた2年でもあります。
コロナが現れて3年目に入れば、少しずつ
コロナ禍以前の日常が戻ってくるのでしょう。
抗がん剤治療をしているあいだは、ずっと感染予防に努めないといけませんから
社会がもとにもどっても、私は今の生活を続けることになるでしょう。
自粛生活が性に合っているので、問題ありませんが
マスクは、外せるなら外しちゃいたいなとも思います。
いざとなると、たぶん怖くて外せないだろうとは、思いますが。