前々から、姉に勧められていた本を図書館で借りてきて読みました。

アメリカMDアンダーソンがんセンターの教授として
乳がんはじめ、がん治療の最前線で活躍中の上野直人さんの著書
「一流患者と三流患者」です。
日本の医療は、世界トップクラス!でも、それを受けるのに必要な「患者力」は?「米国一のがんセンター」といわれる、MDアンダーソンがんセンターの現役医師が、日本人に圧倒的に足りない、「最高の医療を受け取る力」を伝授!自身もがんになったからこそ書けた、本気で「患者力」を高める書。
「BOOK」データベースより
アメリカと日本の患者の意識の差をひもときながら
自分が満足できる治療を受けるために
患者がすべき努力、心掛けについてわかりやすく説明してくれています。
不明な点は質問をすることや、医者まかせにしないことなど
とかく、医者に遠慮してしまいがちな日本の患者の気質や
そうなってしまう日本の医療システムなどなど
病気になった人だけでなく、誰もが一読しておくと
良い備えになりそうな一冊でした。
受動的ではなく、能動的に病気に向き合うことは
患者の義務とまでは書かれていませんが
治りたいのは誰なのか。
回復したいのは誰なのか。
いまいちど、確認しなおせましたので
読んでよかったと思えた一冊でした。