ヘルプマークは、東京都が「義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマーク」です。(厚生労働省HPより引用)
バッグなどに取り付けられる仕様になっているヘルプマーク。
抗がん剤の治療が始まってすぐ、もらいに行きました。
何か手続きがいるのかな?と思いましたが、
「ヘルプマークがほしいんです。」
「はいどうぞ!」
これだけでした。
病名や、状況を申告せずとももらえるものなので
悪用する人もいるかもなあと、ちょっと思いました。
悪用=健康な人が電車内で座席を譲ってもらうことぐらいしか思いつきませんでしたが
悪用は、悪用ですよね。
でも、そんなの杞憂でした。
座席は、ほとんど譲ってもらえません。
まあ、いいんです。
なんでこれをつけているかといえば、
電車の中だけではなく、どこかでいきなり倒れてしまったり
交通事故にあったりして
意識がない状態で病院にかつぎこまれたとき
私が抗がん剤を投与されていることに気づいてもらうためです。
お薬手帳を必ず持ち歩くようにしているので
ヘルプマークを見て、何かあるなとかばんの中を探ってもらえれば
併用不可の薬を投与される心配がなくなります。
抗がん剤の副作用で、貧血気味になっていることもありますが
座席を譲ってもらわなければいけないぐらいなら、出かけるのを中止します。
今まで、席を譲ってもらったことが2回あります。
2回とも譲ってくれたのは、若い人でした。
奇特な若者だと、感心し感謝しつつ座らせてもらいました。
夫には、このマークを付けてる人がいたら席を譲ってあげてねと言ってあります。
ヘルプマークをつけている人の事情は、それぞれでしょうから
立っているのがしんどかったり、危なかったりする人もいることでしょう。
むしろ、ほとんどがそういう人なんだろうとも思います。
発〇小町では、妊婦マークをつけて電車に乗る人への攻撃がすごいですね。
甘えるなとか、具合が悪いなら電車に乗るなとか。
ヘルプマークも同じようにたたかれているのかな・・・
気分が悪くなりそうなので、読みに行っていません。