落語家の林家木久扇さんと、日本医科大学名誉教授の吉野槇一さん
ふたりのがん患者が解き明かす「がんに負けるな!」を読みました。
落語で泣いて笑って、頭の中を真っ白にすると、ストレスがグーンと下がるんです。「笑いの実験」で血液データが実証!
「BOOK」データベースより
「笑点」で人気の木久扇さんは胃がん、咽頭がん、吉野先生は肝臓がん患者です。
お二人の、<がんジイ対談>が冒頭に収録されています。
対談のあとは、吉野先生が「病気とストレス」の因果関係について
多くのページを割いて解説してくださっています。
「笑う」「泣く」「寝る」「何かに没頭する」この4つが
ストレスを軽減、もしくはなくす作用がある
「脳内リセット」というシステムに役立つと明記されていました。
がんであることを忘れている人や、
がんに前向きに立ち向かう人ほど、
生存率が高いそうです。
好きで、没頭できる趣味を持ったり、笑ったりすることが
良い作用があるのは、ありがたいですよね。
治療のために生きているのではなく
生きるために治療を受けているのですから
日々は、楽しく愉快なものにしたいと常々思っています。
これからも、あつ森に没頭し、他愛無いことでも大いに笑い
好きなお笑いを見て元気に笑って過ごしていこうと思います。
この「がんに負けるな!」は、図書館で見つけて借りてきました。
いっしょに、「走れ外科医」も借りてきて読みました。
【乳がん】がん外科医の本音←この記事で紹介しましたが、もう一度。
研修医だった主人公が、だいぶ成長していて、何やらうれしくなりました。
シリーズ物の醍醐味ですね。
禁食中なのにお寿司を食べちゃう困った患者が出てきたり、
医者の私生活が垣間見えたり、興味深く読みました。
続編が今から楽しみです。
読書も楽しい時間なので、積極的に読んでいこうと思います。