記事タイトルは、最近読んだ本のタイトルです。
なぜ病気は「治そうとしない」人ほど治るのか?40万人が支持する心が一気に楽になる方法。必ず病気が治る3つのステップ。
BOOK」データベースより
著者は、精神科医の樺沢紫苑さんという方です。
各章ごとに、最後にまとめがあって
内容を確認しながら読み進められるわかりやすい一冊でした。
冒頭の文章を紹介します。
自分の病気を治すのに本当に必要なのは、名医を探して渡り歩くこと、薬の変わりになる代替医療を探すことではないのです。もっと自分と向き合い、自分の病気を受け入れる。ただ。それだけで自然治癒力のブレーキが解除され、驚くほどの勢いで病気が治っていく。
本文より
そんな方法を書いた、日本で初めての本です。
この文章の中にある「自然治癒力」のメカニズムを、精神科医の観点から解説してくれています。
がんに特化した本ではないので、うつ病や糖尿病など、患者の事例は様々ですが
自分がどう病気と向き合うかを、今一度考えさせられました。
また、私自身が抵抗があって使ったことがない「闘病」という言葉も
この先生は「病気と闘うべきではない」と、否定していることもあり、興味深く読めました。
タイトルどおり、私は「頑張っていない患者」なので、とても気持ちが楽になりました。