寝違えたようで、朝起きたら背中に痛みを感じました。
骨転移していますが、どう考えてもがんの痛みではなく、
筋とか筋肉とかからの痛みでしたので、心配はしませんでした。
でも、体のどこかが痛いって、いやなものですね。
じっとしていれば、痛みはなくて
動かす向きによって、痛むという症状なので、不便もないのですが
日中、何度も「痛い!」と思いました。
がん治療において、緩和ケアというのが重視されるようになったのは
いつぐらいからなのでしょう?
私が、がん患者になったときには、痛み、不快な症状は極力除いて
生活の質を保つことが、当たり前の治療方針として提示されました。
痛み止めや吐き気止め、胃腸を整える薬などなど
薬の進化も素晴らしいのでしょう。
ここまで、もうこんなのやだ!と、病気に負けそうになったことはありません。
それなりに、体が痛いとか、しびれるとか
いろんな症状は出てきましたが、耐えられないほどではありませんでしたし
一過性にすぎず、数日のガマンですみました。
この先、どんな症状が出てくるのか分かりませんが
緩和ケアというものが、治療の中心に据えられている限り
きっと、もうやだ!と、投げやりになることはないんじゃないかなと思いますし
そうであってほしいなと、思っています。