病院で治療を受けていると、なんだかんだで注射をしてもらうことが多いですよね。
私の場合は、定期的に採血とランマーク注射です。
「チクっとしますよ」と言われるのは、採血で
「ごめんなさいね、痛いでしょう」と言われるのが、ランマーク注射です。
でも、やせ我慢ではなく、どちらもたいして痛くありません。
だから、「大丈夫です!」と答えていますが、ときどき
看護師さんたちと、痛みについて話すことがあります。
そういうとき、「お産に比べれば、こんなもの!」と言うと
経産婦の看護師さんたちは「そうよねー!」と、同意してくれます。
あの痛みに比べたら、たいていの痛みは「たいしたことない」と思います。
粉瘤が化膿して皮膚科に通っていたときも(【免疫】免疫が下がっていることを実感)
傷口の消毒をしてもらうとき、「痛いでしょう?」と言ってもらい
「いえ、大丈夫です!」と言ったら、
「あなたは、痛みに強いわね!」と、ほめられましたw
骨折したときは、さすがに痛みが激しかったんですが
それでも、お産に比べると「まだ大丈夫だな」と思いました。
抗がん剤治療が始まってすぐ出た関節痛も、かなりの痛みでした。
痛み止めを飲んだら、すぐ治りましたが、
今後、症状の悪化や治療で痛みが出てくることもあるだろうなと、予想しています。
お産経験があれば、「かつて経験したことのないほどの痛み」には、なかなか出会わないでしょうけれど
薬の副作用の痛みって、特殊だなと思った記憶が残っています。
薬が進化していって、痛みをおさえる効果も強くなっていくのに比例して
さまざまな副作用も、多々出てくるのも当たり前なんでしょう。
それをおさえるのも、また薬なわけですが
そこに、比較論でのやり過ごしも、かなり効果があるように思います。
お産を経験したときは、「もう二度とごめんだ!」と思うほど痛かったんですが
経験しておいてよかったなと、最近よく思います。
痛みも苦労も、「これ以上はないだろう!」という自分なりの限界を経験しておくと
精神的に、少しですが楽になります。