8月になりましたね。
2年前の7月にがん告知されて、8月から本格的な治療が始まりました。
当初は骨転移が発覚していなかったので、手術~抗がん剤という予定でした。
そのため、手術に向けた山ほどの検査を受けました。
並行して受けていたCT検査で、ステージ4だったことがわかり、
手術は中止となりましたが、追加でMRI検査や骨シンチグラフィー検査を受け
その後、抗がん剤治療が始まりました。
記録を見てみると、2年前の8月は8回も病院に行っていて
かかったお金は13万3,126円でした。
そのうち、薬代は3,590円でしたから、検査にかかる費用や
化学療法室で受ける点滴による抗がん剤治療費が、いかに高いかがわかります。
その後も、9月が6万844円
10月が9万334円と、とんでもない医療費を支払っています。
がんだけではなく、病気になったりけがをしたりすれば
医療費が大きな負担になるのは、誰しも同じだと思いますが
改めて金額を見直してみると、今更ながらに高くてびっくりです。
でも、突然突きつけられた「ステージ4のがん」というインパクトが大きすぎたせいか
このころ、医療費の高さについては、夫婦で話題に出たこともありませんでした。
今も、月に3万弱がかかっていますから、楽ではありませんが
このころのことを思えば、症状が落ち着いていることは、金銭的にも大いにありがたいことだとわかります。
通院も、8月ほどのことはなくても、点滴での抗がん剤治療をしていた半年間は
かっきり4週おきに病院に行っていました。
エピルビシン投与期間中は、白血球減少を防ぐ注射ジーラスタを打ってもらうために、
点滴治療の翌日に、もう一度病院に行っていました。
今は、ランマーク注射の間隔をあけられるギリギリまであけることが多く
8月は通院がありません。
その分、9月が2回になりそうですが、猛暑日が多くなりそうな月に通院ナシは、とってもうれしい♪
2年前の8月、8回もあった病院通いが、暑かったのか、しんどかったのか、まったく覚えていません。
提示された治療スケジュールをこなすので、精いっぱいだったのでしょうね。
それでも、8月がくるたびにこれからも「あれから〇年だな」と思うでしょう。
どうしたって、忘れられっこないカオスな8月でした。
思い出すその〇年が二けたになることを、今のところの目標にしています。