がんを告知されたときに、「もしかして、あれが予兆だったのかも」と思っていたことがあります。
とはいえ、確証もありませんし、予兆があろうがなかろうが
ステージ4のがんを告知された事実は変わりませんし
そこまで進行していたわけですから、予兆というより、症状と言ったほうがよさそうにも思いました。
そんなこんなで、これまで記事にすることはありませんでしたが
今回、振り返って書いてみようと思ったのは
「胸の痛み」で検索をしている人がいるかもしれないと思ったからです。
通常、乳がんのしこりは痛まないと言われています。
しかし、私は胸のしこりに気づく1か月か2か月ぐらい前に、
ちょうど、原発がんができたあたりが、激しく痛んだのです。
左胸ですが、心臓病は疑わず、既往症として持っていた「肋間神経痛?」と考えていました。
それにしては、痛みの種類が違うような気がする・・・とは思ったものの
痛みは、一日だけで消えましたので、がんを告知されるまで、すっかり忘れていました。
なんとなくのイメージなんですが
がん細胞が大きくなって、乳房の脂肪を押し分けて前に出てきたような気がしてなりません。
もちろん、医師に聞いたわけではなく、私の感覚的なものでしかありません。
体の中で何かが起こって、痛んだのかなあ?というものです。
しこりに気づいたとき「こんなにはっきりしこりがあるのに、どうして今まで気づかなかったんだろう?」と思いました。
それは、がん細胞が脂肪の奥で育っていたためで、
何かのはずみに手でさわってわかるところに出てきたのかなあ?というようなイメージです。
何の根拠もない話ですが、胸の痛みももしかして、症状として現われることもあるかもしれません。
違和感を覚えたら念入りに乳房のセルフチェックをしたり、検診を受けることも考えてみたりするといいのかもしれません。