がん治療開始と同時に使い始めたお薬手帳です。
今回の通院時に処方された分で、最後のページまで調剤記録が埋まりました。
改めて読み返してみたところ、最初のページは、きつかった抗がん剤治療の記録でした。

化学療法室での治療に使った薬剤については、病院の薬剤師さんが記録してくれていました。
副作用についての丁寧な説明があって、とても心強かったことは今も感謝しています。

最後のページです。
およそ2年半で一冊使い切ったんだなあと、何やらしみじみしてしまいました。
新しいお薬手帳はかわいいシマエナガの柄です。

古いものも新しいものも、どちらも母がくれたものです。
がん治療が始まったとき、もらいました。
きつい治療でしたし、そもそも根治が望めない病気ですから、
少しでも明るい気持ちになれるようにという、母からの励ましを感じました。
さらに、まだ2冊あります。(笑)
これも母からもらったものです。

まずはこの4冊を全部使いきることが目標です。
10年かかる計算ですが、ぜひともかなえたいですし、かなえるべく、努めていこうと思います。