押川先生のYouTubeチャンネル「がん防災チャンネル」で、あれこれ勉強させていただいています。
「ステージ4のがん」から受けるインパクトは、そうとう大きなものがあります。
患者本人はもちろん、家族にとっても死を宣告されたかのように受け取ってしまいがちではないでしょうか。
私自身は、ステージ4と告げられた直後に、「転移が骨にしかないので、今すぐ命にかかわる状態ではない」ということも教えていただきました。
家族には、そのこともあわせて伝えたので、少しは不安や心配がやわらいだのではないか、と思っています。
でも、たとえば姑は、私ががんになって以降、家族の冠婚葬祭に「無理しないで、出てこなくていいから」と、気遣いを見せてくれますし
たまに電話で話すことがあると「寝てなくて大丈夫なの?」と、心配してもくれます。
一緒に暮らしていませんし、細かな病状を伝えていませんから、「ステージ4」と聞いて、もう余命わずかだと思い込んでしまっているようです。
ですから、「あら?まだまだ元気そうね?」と、このごろでは不審に思っているかもしれませんね。(笑)
押川先生は、がん患者が出てくるドラマなどでの描かれ方が、大きな影響力があると、考えているようです。
動画内で、がんには「平均余命」というものはない。と、明言なさっていますし
腫瘍を縮小させる治療法がなくなったときに、専門家が余命を見立てても、3割しか当たらない、というお話しもあり、
正しい知識を持つことが、とてもだいじと強調されています。
患者も家族も、「がん」「ステージ4」という言葉に、大いに衝撃を受けるものですが、
冷静になり、希望を持って治療を受けることが、生存期間を延ばすことにつながると感じます。
くよくよしてしまったり、不安に振り回されていると、別の病気になっちゃいそうですしね。
今から医者になれるわけではありません。
患者としてできることを、探して実行していくことで、少しでも自分の体を良い方向に持っていきたいなと、思っています。