がん防災チャンネルに、気になるタイトルの動画がアップされていました。
抗がん剤を服用中ですが、使っている抗がん剤に対して、がん細胞が耐性を持ってしまうと、効き目がなくなると聞いています。
今のところ、TS-1を継続できていますが、いずれは効かなくなるのでしょう。
私の場合は、まだ使っていない抗がん剤があるはずなので、TS-1を中止することになったとき=抗がん剤治療の中止ではないはずです。
しかし、主治医がどんな治療を選択するのかは、私にはわかりません。
アップした動画を見てみると、がんと診断されたあとの経過は、たくさんの条件によって変わってくるもので、抗がん剤治療もその「条件」のひとつにすぎない、と明言されています。
抗がん剤が使えなくなったからといって、いきなりどうかなる、というものではなく、「抗がん剤が効いていた」という好条件がひとつ減っただけ、と解釈するのが良いようです。
そして、抗がん剤治療ができなくなる=治療方法がなくなることではなく、違う治療をしていけばよいという説明にも、励まされました。
がんは、長く治療することが可能な病気になっていますので、どんなときも、悲観的に考えないことがだいじだなと、思いました。
気持ちで負けてしまったら、悪循環に陥りそうです。
緩和ケア=最期を迎えるための医療ではない、という説明にも、はっとしました。
不快な症状を除去し、生活の質を向上させるための治療が緩和ケアなのだと知ったので、選択肢がひとつ増えそうです。
いろいろな動画や書籍で学ぶことができる現代の患者は幸せですね。