夫と、いっしょに出かける用事がありました。
電車の中で、食事をしながら、歩きながら、あれこれと話をしました。
家にいても、もちろん話はしますけど
たまの外出ですから、まとまった話ができました。
夫が61歳、私が57歳ですから
当然、老後はどうだ、こうだという話になります。
話していて、ふと気づいたんですが
2人とも、当たり前みたいに20年先の話をしてたんです。
そんな先まで、生きてるかどうかわからないのに。
というと、乳がん患者の私のことかと思われそうですが
いえいえ、夫だって20年先は81歳です。
天寿をまっとうできれば、生きているでしょうけど
その前に力尽きることだってあるかもしれません。
それでも、「20年たったらさあ・・」とか
「そのあとは・・」とか
さらに先のことにまで話が及びました。
さすがに、夫も「ま、生きてればね」と言っていました。
ほんとうに。
生きていなければ、できないこともあるし
生きていればこそ、問題になることもあります。
どうなるか、だれにもわからないけれど
20年後、私は77歳。
なんと、「古希」を通り越して「喜寿」です。
「喜寿」、節目の名前として、とてもステキですね。
喜ばしい77歳を迎えられるように、がんばらなくちゃ!