【乳がん】病気をして初めてわかること

安倍晋三元総理大臣が、亡くなりました。

とても残念ですが、そういうブログではありませんから

彼の政治信条についての私の考え方は、割愛します。

安倍さんは、1回目の総理大臣を辞任したあとのことを「地獄を見た」と語っていました。

厚労省が指定難病にしている潰瘍性大腸炎を患っての辞任でしたから

忸怩たる思いが、かなり大きかったことでしょう。

「政権の投げ出し」というバッシングも大きかったことを記憶しています。

病気についての釈明をすることなく辞任したのは、安倍さんがそうしたかったからなのでしょう。

潰瘍性大腸炎は、激しい腹痛を伴う病気だと聞いています。

下痢の症状も激しいそうなので、日常生活が一変してしまう病気だと想像できます。

どんな病気でも、痛みや生活上の不便さなどを伴うことが多いので

病気をしてみて初めて、健康のありがたみがわかるものでしょう。

そしてもうひとつ、痛みに苦しんだり、生活の不便さに悩んだりするうちに

病気ふくめ、弱者に対するいたわりの必要性、大切さを痛感する人は多いと思います。

安倍さんは、政治家としてだけでなく、自身の病気によって弱者へのいたわりを知ったでしょうし

苦痛を乗り越えた強さも持った人だったと思います。

そして、二度目の総理大臣職も、やはり病気が理由で辞任することになったので

病気になるという現実の厳しさを、思い知った政治家だったとも思います。

病気になると、あきらめなければいけないことは、どうしても出てきます。

どんなにやりたいことでも、貫きたいことでも、できないことがあると知るのは、悲しいことですが

その現実は、受け止めるしかありません。

病気をしたことを契機として、政治家になった人はたくさんいます。

安倍さんと同じ自民党だと、三原じゅん子さんは、子宮頸がんを患ったあと、政界に参入しています。

今回の参議院選挙には、乳がんを経験した生稲晃子さんが立候補しています。

医療体制の不備、患者に必要な支援などを身をもって知ったあと

政治家になって、世の中を変えていこうとする意欲には、素直に感心します。

いわゆる「患者様」にはなりたくありませんが、病気になったことはハンデだと感じる場面は多くあります。

社会を、患者としての視点で俯瞰できる政治家への期待があることは確かです。

タフな政治家を見習おうとまで思えるほど、勤勉ではありませんが

自分が知ったことは、何かの形で還元したいとは思います。

ごく普通に、困っている人を見かけたら声をかける、程度ですけどね。

最後になりましたが、安倍晋三氏の冥福をお祈りします。

ギリギリchop

1964年生まれ 専業主婦です。 同居家族は4歳年上の夫。 多発性骨転移あり、ステージ4の乳がん治療中ですが、あつ森で楽しく遊ぶ毎日です。 あつ森の活動は、YouTube動画にもしています。 〈夢番地〉 メイン島=Bz島(とう) 4235-3076-8158  サブ島=あいのバクダン島(じま) 6602-5444-4994

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カテゴリー: 乳がん

作成者: ギリギリchop

1964年生まれ 専業主婦です。 同居家族は4歳年上の夫。 多発性骨転移あり、ステージ4の乳がん治療中ですが、あつ森で楽しく遊ぶ毎日です。 あつ森の活動は、YouTube動画にもしています。 〈夢番地〉 メイン島=Bz島(とう) 4235-3076-8158  サブ島=あいのバクダン島(じま) 6602-5444-4994

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