先日、出先で献血カーを見かけました。
がん患者は、献血してはいけないんですよね。
もしかしたら、抗がん剤治療中の人だけかもしれませんが、いずれにせよ、私は献血ができません。
協力を要請するスタッフさんの姿を見ながら通り過ぎつつ
献血、しておけばよかったなあと、ちょっと後悔の念にかられました。
大きなものでは、ありません。
機会がなかった、というのがたったひとつの理由なのですが、献血未経験でがん患者になりました。
しようと思えばできたはずのことを、しないまま、「してはいけない身」になってしまったことを申し訳なく感じたのは
医療のお世話になって生き延びているからです。
相互扶助で成り立つのが社会ですから、お世話になっている分、どこかで恩返しをしないと罰が当たりそうです。
でも、献血には協力できませんから、医療とは関係なしに小さな手助けはしようと、思っています。
この日も、出先で困っているご老人をちょっとだけアシストできました。
と、やさしげな気持ちをアピールする記事になりましたが、ジムで行き合うご老人のマナー違反に、カッカと怒ったりもしています。
決してきれいな心の持ち主、というわけではありません。(笑)