ここ1年ぐらいで、自分でも「変わったな」と、思うことがあります。
それは、少しですが金遣いが荒くなりました。
荒くなったといっても、毎月何十万も使うというわけではありません。
せいぜい、数千円程度で、多くても1万円ぐらいです。
以前は、娯楽にあたる部分には、ほとんどお金をつかわずに暮らしていました。
必要なものしか買わず、つつましく暮らしていたとき、不満があったわけではありません。
でも、もう歳も歳だし、小さなお買い物でうれしい気持ちになれるなら、自分のために消費活動をするのを許してもいいんじゃないかな?と、思うようになりました。
病気になったから、そう思うようになったのか、単純に歳を意識してのことなのか判然としませんが、病気もある程度関係していると思います。
とはいえ、それは「いつまで生きられるかわからないんだから」という考え方ではありません。
「せっかく生きているんだから」と、命に限りがあることを意識してのことなので、似たようなものですけどね。
誰にでも等しく訪れる命の終わりを、少し早めに意識したせいで、楽しく暮らすことに貪欲になったことは自覚しています。
それがたまたま延命に効果があるといわれている「ポシティブな生き方」であることは、幸いです。
生き抜いた先にたどりつくところは、誰にとっても同じです。
その日まで、笑って楽しく生きていきたいものですね。