もうすぐ5年生存をクリアすることを喜んでいたら、夫にがんが見つかりました。
2人に1人ががんになる時代と言われていますが、2人家庭で2人ともがんになるとは、なんともやるせない気持ちになります。
自分がすでにがんとつきあっていますので、夫のがんを知ったときに、とんでもないショックを受けたとか、悲嘆にくれたということはありませんでした。
でも、夫のがんの治療法や経過を調べていくと、乳がんよりずっと進行速度が速いことや、予後も悪いことがわかって、とても悲しくなりました。
夫を一人にしてはかわいそうだなと思う気持ちは、治療の大きなモチベーションになっていましたが、今後は、私が先に死ぬわけにいかない、術後のケアをしてあげるためにも、看取りのためにも元気でいなければ、という気持ちがますます強くなりそうです。
こんなことがモチベーションになるのは、やはり悲しい。
でも、仕方ないですよね。
がんは、即死の病気ではなく、どの時点でもかなり先まで見通しがつけられる病気ですから、そのときどき、状況に応じて対応していこうと思います。
夫はつい数日前、がんであることがわかっただけで、ステージなど詳細はわかっていない状態ですが、来週から入院することは決まっています。
乳がんのブログなんですが、今後は夫のことが多くなるかもしれません。