朝ドラ「ブギウギ」を見ていて、改めて「結核って、戦後もまだ不治の病だったんだ」と思いました。
もっと早く、ストレプマイシンが発見されていたような気がしていましたが、療養以外にできることがないまま、スズちゃんと愛助さんは、悲しい別れとなりましたね。
調べてみたら、ストレプマイシンが使われるようになったのは、昭和30年代からだそうです。
私が昭和39年生まれですから、つい最近と思ってしまいます。
若い人にとっては、大むかしでしょうけど(笑)
ストレプマイシンで治療していたのは、それこそ昔のことで、今は別の抗結核薬が標準治療として使われているそうです。
その薬を使うと、治療期間が大幅に短縮できるようで、患者とその家族にとって、ありがたい薬ですね。
医学は日進月歩と、よく聞きますし、私自身もがん治療について、その言葉を使ってブログで紹介もしています。
人間には治す術がなかった病気が、ひとつずつ克服されていくのが、文明というものなのでしょう。
がんは、患者数が多いので、世界中で巨額の資金が投入され、研究が進んでいます。
私は、がんが発覚したとき、すでに骨転移していました。
ランマークが開発される前だったら、進行を遅らせることは難しかったと聞いています。
医学が進歩してくれているからこそ、今こうして生きているんだなあと、改めて感じます。
医学の発展のために、何かできることを見つけて、していかないとバチがあたりそうです。
献金ぐらいしか、思いつきませんが、最期に献体ということもできますね。
それは、だいぶ前から考えていますが、がん患者の献体って、役に立つのかな?
いよいよ、というときには、専門家に相談しようと思っています。