抗がん剤治療の副作用が強く出ていたころ、体力が低下していたこともあり電車に乗るとき、カバンにヘルプマークを付けていました。
電車の中で立っていられないほどではありませんでしたが、押されて転んだりしたらいやだな、という程度の気持ちでした。
ですから、譲ってくれなくてぜんぜん構いませんが、ほとんどの場合、配慮をされたことがなく、譲ってもらえたのは、とても稀なことでした。
今は、健康な人と変わらない生活ができていますので、ヘルプマークは外しています。
しかし、電車の乗り降りするときに、人を押しのけてくる人っていますね。
先日、高齢の母といっしょに電車に乗ったとき、母が、後ろから乗ってきたおじいさんに押されて転びかけました。
不愉快にも思いましたし、あきれもしながら優先席の前に二人で立ったら、若い人2人、初老の女性1人が座っていました。
母に席を譲ってくれたのは、初老の女性で、若者2人は寝たまま顔をあげませんでした。
本当に寝ていたのかもしれませんし、優先席に座っていたのですから、体調不良があったのかもしれません。
それは置いておくとして、ヘルプマークだの優先席だの、弱者の助けとなるアイテムはあれど、結局それを使うのは人ですから、その人なりの感覚が優先されます。
ましてや、人を押しのけて進む人など、明らかに行儀が悪い人もいます。
体調が悪いときの外出は、自己責任で注意しないといけないなと、改めて思いました。
骨転移により骨がもろくなっているらしいので、元気でも転倒には注意が必要ですしね。