きのうの記事で、禁欲生活をしているわけではないと書きました。
たまたま、ときどき読ませていただいている、同病者のブログで、嗜好品を摂ったことを書くと批判されることがある、という記事を読みました。
その方は、それでも摂りたいときには、自分の判断で摂ると書いていて、共感しました。
治療するために生きているわけではありませんから、自分が楽しいと思えることを、あれもこれも禁止したいとは思いません。
もちろん、節制は必要ですけれど、それはがん患者によらず、誰もがしたほうがよいことで、その程度の意識でいたいと常々思っています。
治療すること、悪化することへの恐ればかりに気をとられていては、せっかくの生きている毎日が台無しです。
せっかく生きていることのありがたみを知ることができたのですから、毎日を楽しく過ごしたいと思うようになりました。
がんにならなかったら、こんなこと考えなかっただろうなと思います。
2人に1人ががんになる時代、がんになったことは、特別なことでなく、とてもありふれたことです。
と、ここまで書いて、改めて「2人に1人」を確認してみたら、こんな記載がありましたよ。
がんで死亡する確率は男性26.2%(4人に1人)、女性17.7%(6人に1人)。
女性のほうが、がんによる死亡リスクが低いのですね。
だから安心するというわけでもありませんが、ちょっと驚きました。
なんであれ、自分が苦行だと思わないレベルで、療養生活を送っていこうと思います。