病院に行って、診察を受けてきました。
症状が安定しているそうで、今回は血液検査を省略してもらえました。
毎回ですが、体調の聞き取りと、処方する薬の量の確認で問診は終わります。
時間にして5分あるかないかですが、短くてすむ状態ならありがたく感じます。
告知を受けたころ、抗がん剤治療が始まったころは、問診の時間がもっと長かったので
病状の悪さと問診時間は比例するのだと理解しています。
病院でしていただくだいじなことにランマーク注射があります。
骨転移をしていますので、一定間隔で注射を打ってもらわないといけません。
もっと早く、骨転移する前にがんに気づいていれば
治療もまったくちがっていたんだろうなと、たまに思います。
ランマーク注射にかかる費用が高いので、がんはやはり早期発見がだいじだよなと、感じます。
とはいえ、ランマーク注射がなかった時代、骨転移に有効な治療法がなかったことを思えば
なんと、ありがたいことかと思い直します。
慢性疾患にかかっている人は、世の中にたくさんいて
その人たちはみんな、一定の医療費が死ぬまでかかるわけですから
がんが、その「慢性疾患」の仲間に入れるほど、
長期治療ができる病気になっていてよかったとも思います。
病気になってしまったことは、もう変えられませんから
なるべくデメリットを考えずに過ごしていこうと心がけています。