きのうの記事(【乳がん】寒気と吐き気)で、寝込まずに生活することが目標と書きました。
なぜ、それが目標なのかというと、いくつか理由があります。
ひとつには、寝込んでしまうと体力、筋力がガタっと落ちてしまうからです。
抗がん剤治療開始直後、倦怠感や体の痛みで、寝て過ごす時間が増えました。
すると、ほんの数日で歩いたときに足がカクカクするような感覚が出ました。
筋力は、あっというまに衰えることを実感し、これはたいへんなことだ・・と、本能的に恐れました。
体が衰えることが、どういうことなのか、具体的にどんな悪影響があるのかがわかっていたわけではないのに
これは、絶対にダメだわ!と、しんどいときでもなるべく寝込まないようにして、普通の生活を過ごすように努めるようになりました。
あとで、がんと筋肉の関係を知って、あのときの感覚を信じてよかったなあと、思いました。(【乳がん】運動のススメ)
人間も動物なので、本能的に「これはダメだ!」を察知する能力が備わっているのかもしれませんね。