先日、姉から口紅をもらいました。
仕事を辞めたとき、化粧道具を一切合切捨てたので、とても久しぶりの口紅です。
せっかくもらいましたが、「つけていくところがないなあ」と、考えたときに「そうだ、病院に行くときに!」と、思ってすぐに「いや、ダメだ」と、気づきました。
病院へ行くときはノーメイクって、世間の常識ですよね。(笑)
医師が視診で患者の状態を判断する際、お化粧をしていたら邪魔になります。
がんでの通院が始まったときは、すでに仕事を辞めていましたから、最初からずーっと「病院に行くから」というわけでもなく、ノーメイクで通っていました。
しかし、当時すでにコロナ禍でしたから、マスク装着も最初からずーっとです。
病院は、いまだに不織布マスク装着が必須です。
考えてみたら、私は主治医のマスクを外した顔を、病院のHPに掲載されている写真でしか見たことがありません。
主治医もまた、私のマスクを外した顔は見ていません。
そういう主治医と患者、きっと世の中に増えたでしょうね。
顔を見せ合う必要はありませんが、何かでマスクを外すとなったら、ものすごーく恥ずかしいのでは?と、不安にさえなっちゃいますね。(笑)