きのうの記事「【乳がん】寝込みたくない」で、筋力、体力が落ちるので寝込みたくないと書きましたが
寝込みたくない理由は、もうひとつあります。
それは、自分だったら夫が、具合が悪いといって、ずーっと寝ていたら
きっと、いつかは「めんどくさいな」とか「鬱陶しいな」と感じるだろうと、思うからです。
この感じ方は、人それぞれなので、そんなこと思わない、という人も大勢いらっしゃると思いますが
私は、心が狭いしめんどくさがりやです。
もちろん、心配する気持ちのほうが大きいだろうとは、思いますが
心の底では、「めんどくさいなー」と、思っちゃう自分を否定できません。
この件を夫に聞いたことは、ありませんが、そう大きく外れていないとも感じます。
そんなことはない!と、言われてしまうかもしれませんけどね。(笑)
ときに、本当にしんどくて、横になってしまうこともあります。
そういうときも、食事やお風呂の準備をする時間には、自分で起きるようにしています。
それができるあいだは、そうしていたほうが、自分の気持ちが楽です。
それがたとえ夫であっても、自分以外の人が何をどう感じているかなんて
正確に知ることは不可能なので、自分がされたらいやなことは、なるべくしないでいたいなと、思って生活しています。
もし、起き上がるのが難しい状態が長くなるときは、入院治療を考えるつもりです。
ずっと先のことのつもりですし、この乳がんという病によらず、最期は家ではなく、病院で迎えたいことは、夫に何度も話してあります。
とはいえ、抗がん剤治療が始まってから半年のあいだは、しんどいことも多かったんですが
今は、ほぼ普通の人なので、特に無理をしているわけではありません。
毎日元気に暮らせることに、ありがたいと思うことすら忘れています。
病気をほとんど意識しないでいられるのは、それこそありがたいことですね。