自分が乳がんだと知ってから、ほぼ1年近く、情報収集を積極的にはせずにいました。
告知を受けた後に、看護師さんからネットでいろいろ調べるのはやめたほうがいいと、言われたことと
(【乳がん】あまり深く検索しないほうがいい)
始まった抗がん剤治療の副作用が、それなりにしんどかったり、大量の薬、今よりもっと頻繁だった通院の管理に追われていて
それどころじゃなかった、というのもありました。
その後、病状も気持ちもいろいろ落ち着いてから、あちこちの「がんブログ」を読んでみました。
乳がんではないのですが、やはりステージ4のがんだとわかってからのことを、書いているブログがありました。
紆余曲折を経るのですが、食生活を改善し、運動をし・・・と、
治療がスムーズになることを探して生活に組み入れている記事を読んだとき
「すごいなあ。私にはこんなこと、とてもできないわ」
と、思ったんですが、今、そのブログの人と同じぐらいとまではいきませんが
やはり、できることをできる範囲で生活に組み入れています。
何がきっかけだったんだろう、と考えると「運動に延命効果あり」という動画を見たことがきっかけで、ジム通いを始めたことだろうと思います。
(【乳がん】運動のススメ)
あれこれ調べるうちに知ったのですが、運動をすると脳内にドーパミンが分泌されます。
このホルモンは、いわゆる「やる気スイッチ」を入れてくれるそうなんです。
行動の原動力となり、幸福感をもたらすというのですから、素晴らしいホルモンですよね。
これが、運動をしたことによって分泌されて、「あれもやってみようか、これも?」と、いろいろなことを試してみようと思わせてくれたのでしょう。
もとがずぼらでめんどくさがりですから、自分の変化に驚くにつけ、運動の効果は多岐にわたるんだなと、感心しています。