抗がん剤の副作用で脱毛したのは、2020年の冬でいた。
もう3年も前のことになりましたが、当時かぶった帽子を今も活用しています。
抗がん剤治療が始まったとき、ケア用に特化したものではなく、肌にやさしくかぶりやすいキャップを、姉がたくさん買ってくれました。
どれもおしゃれなデザインで、脱毛を隠しているとはわからないようなものばかりで、本格的に脱毛が始まった秋からは、出かけるときは、あれこれおしゃれ感覚でかぶっていました。
洗濯物を干したりとりこんだり、宅配便の受け取りなど、人前に出る機会は意外に多く、家の中でも帽子をもかぶって過ごすようになりました。
すると、冬になって気づきました。
あったかい!!
帽子ひとつでセーター1枚分のあったか効果があると聞いたことがありましたが、そのとおりだと実感できるレベルのあったかさでした。
以来、冬は家の中でも帽子をかぶっています。
暖房費が節約できて、お得ですよね。
さすがに、治療中にかぶっていた帽子が傷んできたので、今年は新しい帽子を買いました。
頭にかぶる帽子って、意外にとても汚れやすくて、しょっちゅう洗わないといけません。
だいじに使ってきたんですが、やはりモノには寿命がありますね。