自分で言うのも何なのですが、私はかなりの粗忽者です。
忘れっぽくて、几帳面さがぜんぜんなくて、かなりいい加減で大雑把です。
ですから、この私がよくぞこれだけ多種の薬を間違えずに服用しているものだ!
と、時に自画自賛したくなりますが、実は、のみ忘れる失敗も少なくありません。
自分にとっては、案の定な結果なので、のみ忘れたときも特にあわてません。
患者が自分で管理してよい薬ですから、1回ののみ忘れぐらいで、どうかなるわけがないと思うようにしています。
つい最近も、夜の薬をのもうとしてトレーを見たら、のむべき薬がないことに気づきました。
あるべきなのに、なかったのは抗がん剤(TS-1)で、朝2錠、夜2錠の服用指示が出ています。
夜の分がなかったわけですが、「あれ?ないな」と、思ったとき
「やだな~、間違えて昼にのんじゃったのか~」と、たいして気にせずに、ほかの薬をのみました。
そして、トレーを片付けようとしたとき、しまうべき場所の奥に、抗がん剤2錠を発見!
トレーから、いつのまにかこぼれ落ちていたようです。
「あら、ちゃんとのまずにいたんじゃないの」と、なぜか服用方法を間違えていなかった自分をほめつつ、落ちていた薬をのみました。
本来、のんだか、のんでいないかを把握しているべきですし、そもそも、トレーから落ちるようなおさめ方をしてはいけません。
でも、見つかったし、その日の薬はのめたわけだしと、思っちゃうので、何度でも同じような失敗を繰り返しちゃうんでしょうね。
気をつけなくちゃ。