直接の知り合いではありませんが、思いもよらぬトラブルに巻き込まれた人の話を聞きました。
そのトラブルが発覚するまでは、順風満帆な人生を歩んでいるように見えていた人でしたので、とても驚きました。
人生には3つの坂がある、というたとえを思い出しました。
3つとは、のぼり坂、くだり坂、そして「まさか」です。
まさか、こんなことが自分の身にふりかかるとは・・・という経験は、誰もが経験することでしょう。
その「まさか」がいつ、どんな形で出現するのかは、誰にもわからないから、「まさか」なんですよね。
がんという大きな病気にかかったことは、世間的には珍しいことではないでしょうけれど、本人にとっては「まさか」の事態です。
まさか、私が・・・。
なぜ、私が・・・。
この答えを求めすぎてしまうと、前に進むのは難しくなりそうです。
起きてしまったことは、起きてしまったこととして受け止めて、善処するしかありませんよね。
善処の仕方は、人それぞれでしょうけれど、合理的だったり、美しかったりする善処は、見習いたいところです。