治療すれば大丈夫、との力強いH医師のお言葉に励まされた後、
骨シンチという骨転移の状態を詳しく診る検査を受けました。
がんがあるところは、黒くなるのですが…
画像を見て、驚愕しました。
なんといっても頭蓋骨や、顎にも、こんなふうに
はっきり●が見えたのが、衝撃的でしたし
背骨は、びっしり●だらけでしたから
私、生きてていいの?と、本気で思いました。
人間、こんな状態で生きていられるものなんだ…
だって、私死んでないし…
そんなことも思いました。
この日、検査結果を教えてくださったのは
主治医のH先生ではなく、T病院のN先生でした。
(H先生は、月に2回しかT病院にいらっしゃらないので)
N先生も、H先生同様、患者を怖がらせるような物言いは
一切なさらない、信頼できる医師です。
そのN先生に、あまりの●だらけの画像にびびりながら
「これ、多いんですか?」と聞いてみました。
すると
多発性だからね~
でも、1つ1つが小さいし!
と、さしてたいしたことではない、というような気配を漂わせて
お返事くださいました。
不安がったところで、検査結果は変わりませんから
びびる気持ちをやわらげてくださったお言葉がけに感謝したのでした。