テレビで医療保険のCMが流れていたとき
「〇〇で、△△で、しかも!がんにも手厚く、入院にも対応!」というナレーションを聞いて
「いや、がんで入院って、なかなかできないでしょうw」
と、ついつい突っ込んでしまいました。
もちろん、手術をすれば入院することになるのでしょうけれど
昔のイメージでは入院治療だった抗がん剤治療が、
通院でできるケースが増えて、働きながらのがん治療も可能になってますからね。
入院を保障してくれても、使える場面はそう多くないでしょうねえ。
私が若いころに加入した医療保険は、入院に厚い補償をつけていて
失敗したなあと、よく思っているので、CMにも反応しちゃうんですね。
保険は、保険会社の商品ですから、当然、保険会社が損をしないようにできています。
わかっているけれど、ここまで世の中が変わるとは、思いませんでしたねえ。
通院保障を充実させるのが正解なんでしょうけど、
掛け金と保障される額のバランスは、どうでしょうか。
その分を貯金しておくのが正解のようにも、思えるし
不測の事態とは、想定外に通院が長引くことに当てはまり
それを補うのが、保険なんですよねえ。
昔、保険屋さんの知人に「保険金が入って前より金持ちになるような保険の入り方はしたらダメ」とアドバイスされました。
そんな保険の入り方はバクチですもんね。
掛け金は、安心を買う死に金と思える範囲で払うのがよさそうです。
これからも医療のあり方は、社会に合わせて変動していくのでしょう。
どうなっていくのか、わかりませんが
終身保険で掛けている医療保険は、まだ解約していません。
入院することになったとき、役に立ってくれるといいなと思いますが
入院するほどの事態にならないほうが、幸せなんですよね。
難しいところです。