これまでにも、何回か記事内で紹介している、佐藤のりひろ医師の動画です。
以前の記事でも運動の必要性を説明する動画を紹介しましたが
今回、とても興味深い内容の動画を見たので、また紹介することにしました。
有酸素運動によって、がん内部の免疫細胞が増加し、がん細胞が小さくなり
さらに運動には、オプジーボなどの免疫チェックポイント阻害薬の効果を高める効果もあることが、いろいろな研究で実証されています。
(免疫チェックポイント阻害薬=免疫が、がん細胞を攻撃する力を保つ薬です。)
海外では、「運動をしなくても(できなくても)運動をしたのと同等の抗腫瘍効果が得られる薬」の臨床実験が開始されているとのことです。
これは、朗報ですよね。
運動は、治療のためだけでなく、楽しみにもなりますが、体調が悪ければできません。
副作用が激しく出てしまっているときなどに、運動したのと同等の効果が得られる薬を服用できれば
物理的効果に加えて、心の安心が得られそうな気がします。
1回薬を飲み忘れただけで、がん細胞が増えちゃったらどうしよう?と、
そんなこと、あるはずないことがわかっていても、瞬間的には不安になります。
医療は日進月歩ですから、今後も新しい薬、新しい治療薬に期待を寄せて、日々を過ごしつつ
治療に役立ちそうな生活習慣を取り入れていこうと思っています。