2日ほど軽い頭痛が続いていました。
パソコンに向かう時間が増えていたので、眼精疲労だろうと思いつつも
まさか脳転移?と、びびるのは、がん患者あるあるではないでしょうか。
と、笑い話ですめばいいけれど、本当にそうなのかもしれませんから
体調の変化にいちいちびびるんですよね。
でも、びびったあとにいつも、すぐに自分を取り戻します。
どこに転移しようが、それは想定内のことであって、いまさら驚くようなことではありません。
すでに骨に転移しているステージ4患者です。
内臓と脳にだって、すでにがん細胞は潜んでいるはずです。
それが、いつか大きくなってきたら、症状や検査結果として出てくるだけで
そこに、前からあったものなんだから、びびらなくていい。
と、思うようにしています。
もちろん、どこかの腫瘍が大きくなれば、治療方法も変わるでしょうから
副作用の関係で、生活が変わってしまう可能性もありますし
そのまま、どんどん悪くなっていく可能性もゼロではありません。
がんって、覚悟の病気だなあと、つくづく思います。
もう、どうなろうがそれはそれ、仕方ないさ!と、割り切ることが
どうもなっていない時間を楽しく過ごす、私なりの秘訣です。
どうもなっていない時間は、誰にだって限りがあるものです。
自分だけが特別に制限された人生を送っているわけじゃありません。
むしろ、もっと制限が多い人生、ガマンが多い人生、いっぱいあるでしょう。
ずっと前、生活するのに必死だったころも、いろんなことでびびっていました。
仕事がなくなるかもしれないとか、主に収入面でのことでしたから
そっちでハラハラしていたときのほうが、よっぽど悲しい日々でした。
人生いろいろ.
苦労や悩みも人それぞれです。
私は病気にはなりましたが、「タイムマシンで過去に戻れるとしたら、いつがいい?」と聞かれても
「今がいちばん幸せだから、どこにも戻りたくない」と答えます。
病気になったのは、残念ですが、タイミングとしては今でよかったと思っています。