がんになってしまったことは、よかったと言えることではありませんが、信頼できる主治医に出会えたことは、幸運だったと思っています。
診察はいつも短い時間ですみますが、それでもこちらをしっかり認識してくれていることがわかる会話があります。
たとえば、もう去年のことになりますが、引っ越したことを覚えていてくれて、通院にかかる時間が長くなったことを気にかけてくれます。
また、会話をしているときは、必ずこちらを向いて、目を見て話してくれます。
小さな違和感であっても、思ったことは伝えれば、必ず真剣に聞いてくれます。
がんになって、同じ病を持つ方のブログをあれこれ読むようになりました。
そこでは、いろいろな医師がいて、ガッカリさせられることも多いことを感じます。
私自身、一番最初に行った病院では、えらい目にあいました。
(【乳がん】誤診の記憶)
医師との相性がよくないと感じても、諸般の事情で病院を変えられない人もいることでしょう。
患者は医療の素人なので、多くのことを医師に依頼するしかありません。
この先生にお任せしたいと思える状況で治療を続けられていることが、とてもありがたいと、いつも感謝しています。