ちょっと前に運転免許証を更新しました。
今、まったく運転をしていませんし、そもそも我が家には自家用車がありません。
それでも、何かのときに必要になるかも、と更新を続けています。
先日、夫と「いつまで更新をするか」という話をしていたとき、次の次ぐらいにはもう、返納してもいいかも、と言いました。
言ったあとに、「次の次ってことは、70近いわけだけど、そのときまで生きてるのかしら?」と、ふと考えました。
普段は、自分の余命だとか予後だとかは、まったく考えません。
ほぼ念頭にないまま、治療生活を送っている人、私だけじゃないと思います。
悪化するとか、がんそのものの症状が出るとかしてくれば、考えざるを得ませんが、そうでない場合、そんなことを考えても無駄ですし、精神衛生によくありませんよね。
だけど、少し先の未来の話をしているときは、いつも「そのときまで生きてるのかなあ」という考えが頭をよぎります。
これが、がんになったということなんだなと、感じます。
だからって、暗くなったり「生きてないかもしれない」とまでは考えない私は、たぶんとても楽天的な人間なのだろうと思います。
でも、楽天的なほうが、長生きするらしいですよ。
ですから、あまりいろいろ考えすぎず、楽しく暮らしていこうと思っています。