今回の診療内容は、問診と薬の処方、ランマークの注射でした。
病状が安定しているとの見地から、血液検査は隔月となっています。
下記が、診療明細書の抜粋です。(項目部分を適宜省略してあります)
<項目> <点数>
*再診料 74
*処方箋料 68
*皮下注射 20
*ランマーク注射1瓶 4,755
合計 4,917
上記を元に算出された診療費は、14,750円でした。
健康保険の家族負担率=3割なので、この金額でおさまっていますが
診療費は、1点=10円ですから、10割負担であれば、49,170円かかります。
ほとんどが、ランマーク注射の料金ですから、
私の命は、高価な薬剤を投与されて保たれているんだなと、実感します。
薬代は、薬剤管理指導料含めて総額で9,410円でした。
点数では、3,136点になります。
複数処方されている薬のうち、最も点数が多いのが
抗がん剤のエスエーワン配合OD錠T20(TS-1のジェネリック)が21日分で1,638点です。
次が、ホルモン療法として処方されている
レトロゾール錠2.5mg「JG」(フェマーラのジェネリック)が644点。
このがんの増殖をおさえる2薬の合計が2,282点なので、
2282÷3=およそ760となり、7600円が自己負担額です。
9,410円のうちの、7600円ですから
こちらでもやはり、がんに作用する薬代の高額さを実感します。
がんは、長く治療できる病気になりました。
中には、完治するがんもありますが
おそらく、どのがんであっても、高額な医療費がかかることは変わらないでしょう。
それでも、主治医のH先生とは、しばしば
そもそも国民皆保険制度もありますし、
高額医療費の還付金制度もあるので
日本の医療体制は、ありがたいと話しています。
毎月、固定費として3万近くがかかりますし
検査をした月は、もっとかかります。
それでも、命の値段が諸外国に比べれば格段に安くすむのが日本ですし
そもそも、医療を受けることがかなわない国や地域もありますから
この国でがん患者になったことは、まだ恵まれているんだろうと思います。
確定申告の時期になりました。
そう多く戻ってくるわけでもありませんが
やはり、還付金はしっかりもらいたいので、医療費控除を申請するつもりです。
めんどくさいけど、やらなくては!
自営業をしていたころ、確定申告が苦手で苦手で苦手すぎて
毎年、期限終了日の夜、税務署の夜間受付ポストに書類をつっこみに行くのが恒例でした。
医療費控除だけなら、たいした手間ではないので
そんなみっともないことはしない予定ですし
今はもう、書類で申請する時代でもありませんね。