姿勢をよくしていると、背筋と腹筋に効くんだなと、なんとなく実感しています。
普段から、モデルのようにイケた歩き方を心がけている、というわけではなく、自転車に乗っているときの話です。
子どものころ以来、何十年ぶりかに自転車に乗ってみて感じたのが、背中を伸ばしていないと漕ぎにくいということでした。
子どものころは、何も考えずに背筋、腹筋共に使って、漕いでいたんでしょうね。
大人というか、初老になってまた自転車に乗ってみて、途中で「なんか、疲れたな」と思うときって、漕いでいる足ではなく姿勢そのものがしんどくなっていることがわかりました。
後ろの座席に大きなカゴを取り付けているのですが、ふと気づくとそのカゴに背中を預けて漕いでいて、「おっ」と思ったものでした。
自転車に乗り始めてわりとすぐ、このことに気が付いて「だらしないなあ」と、思いまして、なるべく背筋を伸ばして乗るように努めてきました。
毎日乗っているうちに(ジムに通っての運動効果もあるでしょうけど)、筋力がついてきたようで、カゴに背中を預けることがなくなりました。
背筋と腹筋なんて、意識して鍛えたことがありませんでしたが、歳をとってからでも、鍛えることができるものですね。
せっかくなので、歩くときにも背筋を伸ばすように、気を付けるようになりました。
きっと、こういう小さなことの積み重ねでも、体が変わって体力増強に役立つのだろうと思います。