医師の和田秀樹さんが、60代以上になったら、がんを治療しない選択もあると、提言しています。
- 手術や抗がん剤治療が体に与えるダメージが大きい
- 老齢気に入るとがんの進行速度が緩やかになる
- 歳をとれば多くの人にがんはできる
ということを理由として挙げています。
(「和田秀樹 がん治療」で検索してみると、いろいろな記事が読めますので、気になる方は調べてみてください。)
どんな治療をするかは、患者が決めるべきものだと思っています。
今のところは、主治医から「できる治療がなくなった」と言われるまで、標準治療を続けようと思っています。
がんは、長く治療を続ける時代になっていますので、この先のことも少しはイメージしておいたほうが、いいのかもしれません。
この先、転移が見つかったととき、どうするのか、どうしたいのか。
そのときの自分の体力に聞いてみるしかないなと、思いますが、どの程度の体力があれば、治療後の生活を普通に送れるのかは、素人にはわかりません。
できることは、運動をし、食生活に気を付けて、体力を維持していくことぐらいですが、それをしているかしていないかで、だいぶ未来が違ってくることでしょう。
先のことは、そのときどき考えていくつもりではありますが、いちばん大きな方針は、主治医の判断を仰ぐということになります。
自分で決めるべきなんでしょうけど、きっとそれは無理です。(笑)
優柔不断なわけではありませんが、やはり、患者は医療には素人ですから、専門家の意見に耳を傾けたくなるというものです。
そう考えると、やはり自分の命を預けるに足る医師に診てもらうことが、いかにだいじかということに気づきます。
医師との出会いは運と縁なので、ここに恵まれたことに改めて感謝です。