ここのところ、タンパク質の記事が続いています。
「【乳がん】がんとタンパク質」という記事で、がんの生存率と高タンパク食との関係を知って、
せっせとタンパク質摂取を心がけていることを書きましたが
その後、さらにいろいろ調べてみたところ
タンパク質を多く含む食品を、食べればそれでいいというものではないことがわかりました。
タンパク質を含む肉や魚は、胃酸によってアミノ酸に分解され、
その後、アミノ酸が結合し、高分子化合物となり、体のありとあらゆる部位を組成します。
アミノ酸は20種類ありますが、体内で合成できない9種類を必須アミノ酸といいます。
そして、それらのアミノ酸の組成=食品中のたんぱく質の品質を評価する「アミノ酸スコア」というものがあり
そのスコアが、満点となる食品は卵としじみです。
そして、スコアが低いのが、豆類です。
つまり、豆腐や納豆を食べていても、タンパク質をしっかり摂っていることにならないケースが多いということです。
豆類、豆を原料とする食品は、たんぱく質以外の栄養素も豊富ですから、食べて無駄になることはありませんが
たんぱく質を効果的に摂取しようとするなら、やはり卵、プロテイン、肉、魚になるようです。
どれかひとつに偏ることなく、いろいろな食品を食べることがよいとされているのは
タンパク質に限ったことでは、ありません。
つまり、食事って色々なものを食べることが、とってもだいじという、
ものすごーく当たり前の結論に達しました。
朝、お豆腐を食べ始めましたが、ゆで卵に変えようかな?と思うものの
卵を1個食べたら、かなりおなかいっぱいになってしまいます。
若い時ならいざ知らず、歳をとると、食べるのもひと仕事ですね。