今から患者にがんを告知するぞ、という医師の心情なんて
医者になったことないから、わかりませんけどね
夫の帰りをしつこく聞いてくる院長には、殺意すら覚えましたね。
し・か・も!!
同行していない夫のことを、なんと
冷たいねえ
と、言い放ちやがったのですよ、この院長ってば!!!
ほんと、殴り倒したくなりましたよ。
それでも、話がいたずらに長引くのはいやだったので
夫は、当分帰ってこないから、私1人で我慢せんかい!コラ!
との思いをこめつつ
夫は出張中で帰りは来週、と穏便な嘘をつきとおして
やっとこさっとこ、告知を聞くことになりました。
告知っていったって、
要は、つまり、どうしたって、こうなりますよね。
乳がんだったよ。
でも、だからといって、
はい!だと思ってました!
とも言えないし、ここに至るまでのさまざまな不快経験から
つい、言ってしまいました。
がんじゃないって、おっしゃいましたよね?
そうしたら、いやだ、もう、院長ったら
キョトン顔で
ぼくが?
ですって!!
さすがです!!
録音してませんからね。
そりゃ、そうやってシラ切るに決まってます。
追及するのも時間の無駄なので、
この話を続けるのはやめました。